ヨシナニ進化。
おこんばんわ、ヨシナニさんでございます。
突然ですが、ヨシナニにはいわゆる活字中毒期というのがございまして、今がその只中。もー活字が読みとーて読みとーて仕方がない時期なのですハィ。銀魂も活字で読んじゃいますよ(大崎知仁は面白い)。それが1年のうちに大体8~9月にかけてやって来るのですね。なぜかって、読書感想文の時期だったからですよ。夏休みの。大学生になった今となってはそんな宿題もうないんですけどね。去年は村山由佳を、今年は赤川次郎と宮部みゆきを読みふけっておりました。
しかしヨシナニ、こうして年に数回寄せては返る活字中毒の波を、年がら年中逆巻く怒涛に立ち向かうがごとく、活字しか読んでいない、いわゆる文学少女的な時代を、高校の頃過ごしておりました(いや、漫画も読んでました)。しかも、本ばっか読んでるのになぜか国語の点数が悪い可愛そうな生徒。
春には桜の舞うを愛でつつ図書室で、
夏には球児らの掛け声きこえる図書室で、
秋には金木犀のほのかに香る図書室で、
冬にはストーブの熱で結露する図書室で、
友人とオレンジページばっか読んでました。だから、今ではお料理が得意に・・・アレ?
いえ、ちゃんと本も読んでいましたよ。外国文学の棚に並んであったソフトカバーの表紙が可愛いやつ(それ全部ヤングアダルト・・・)とか。あ、ちなみに、アレクサンドラ・リプリーの『スカーレット』は、マーガレット・ミッチェルの『風と共に去りぬ』という超!有名な時代長編小説の続編にあたる作品ですが、それを全く知らずに、あろうことか『スカーレット』を先に読んで、その後『風と共に』を読んだのはこのヨシナニ。さらにその後映画をDVDで観る。どんだけ遠回りしてんですか。
えーと、ついでにこの場を借りてカミングアウトさせていただきますと、ヨシナニはド文系の大学で、文学部で、しかも児童文学という児童のための文学を学んでいるというにも関わらず、いまだに宮沢賢治をちゃんと読んだことがナイのです・・・あ、トールキンも。内緒ですよ。小6の国語で『注文の多い料理店』を読んだぐらいですよ。『銀河鉄道』もやや『999』と混乱しながら、『雪渡り』、『猫の事務所』を絵本で読んでなんとなーく知っているぐらいなんです・・・これじゃウチの科ではモグリ扱いなんですよ。児童文学科のブラックジャックです。それしにても、誰が描いたか忘れたんですが、高校の図書室にあった『銀河鉄道の夜』の絵本はキレイかった・・・。何かもう、絵本の絵の域を超えているというか、絵画集を見ている気分になりました。
いつかあんな絵を描けるようになりたい・・・
そう思ったヨシナニさんは、かくして文学少女から絵本女になったわけです。今では年がら年中絵本と漫画のことばっかり考えております。美術系の学校ではないので、教養科目で絵画や美術史を勉強してみたり、無印の無地ノートにひたっすら人間と動物ばかりを描いてみたり。あん時読んだ絵本は誰の作品だったんかなーとか、今度のゼミ作品はどんな課題で絵本を描くんやろとか、次のコンクールにはどんな絵本を描いて応募してみようとか・・・
その絵本と漫画のことばっかり考えている1年のうち、2ヶ月だけやってくる活字中毒期。ヨシナニはこれを退化とは思いません。高校時代、文芸部に所属して、短編小説を書いたり詩を書いたりしていた時期は、すべては今、絵本を描くための土台だったと考えておるのです。当時はほんとーに絵がヘッタくそでヘタクソで・・・読むことしか出来なかった漫画や絵本を、今度は自分が描けるようになったというのは、これはヨシナニにとっての最大の進化なのです。
今日もヨシナニワールドは広がっていきます。
とても嬉しくて、たまらないのです。
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